外国人を雇用するメリット

外国人労働者の増加

近年、日本における外国人労働者の数は急速に増加しています。2024年10月末時点で、外国人労働者数は過去最高の約230万人に達し、前年比で25万人以上増加しました。これは日本全体の就業者増加数の6割を外国人労働者が占めていることを意味し、外国人雇用はすでに労働市場の重要な柱となっています。特に中小企業での雇用が拡大しており、外国人労働者を採用する事業所数も年々増加しています。

日本は少子高齢化が進み、今後ますます深刻な労働力不足に直面します。このような状況下で、外国人労働者は日本の労働市場を支える重要な存在となっています。

厚生労働者省参照

外国人労働者を雇用するメリットは

①優秀な人材の確保

外国人の中には技術・人文知識・国際という在留資格を有することができる人もいます。そのような人は国内外の大学・専門学校等で専門の知識を習得しています。このような人材の確保はビジネスの発展・継続につなげることができます。

②多様性によるイノベーション・グローバル競争力の強化

外国語に堪能でかつ各国の市場をよく知る外国人材(技術・人文知識・国際の在留資格を有することのできる外国人)は事業の海外展開や新規顧客・販路開拓等に活躍することができます。また、日本人とは違う発想や視点をもつ外国人材を採用することで事業計画なども各国の市場のニーズに合わせた事業展開・サービスを期待できます。よって企業の国際的な競争力も高まります。

③社員の意識改革による成長の機会の創出

外国人労働者のネットワークや知見を活かすことで、日本人社員に新たな「気づき」を与え、社員の意識改革や職場環境の改善、追っては生産性の向上につなげ、新しいビジネスチャンスを生み出します。

投稿者プロフィール

Yamada Yumi
Yamada Yumi
千葉県市川市で行政書士事務所を開業
2児の母
趣味は音楽を聴くこと、読書、デイキャンプ